テレビとか舞台とかを体験したことがある人は、床にテープでT字を貼って、立位置をわかりやすくしている事があり、◯◯の裏側的なので知っている人も多い『バミる』っていう言葉、あれ、静止画撮影でも使用します。
ブツ撮りだと、ファミリーレストランのメニューのように、同じ画角同じ構図、でも全く違う商品といった場合に、置き場所の目印を付けたりします。これしてないと、ピントずれ、全体の効率化時短等といったことに影響するので、縁の下の力持ちです。場合によっては、商品を釣り上げたりします(笑)
(※黒背景に黒テープだと色が同化されるので浮き上がって撮れます)
そして、ポートレート撮影でも使います。何に使うか、一例を上げるとすれば撮影ステージのセンターを出したり、集合で入る画角を注意喚起で印をつけたりします。モニター見せながらやればイイんですが、アシスタントの居ないような自分だとこういったひと手間が後で楽なんてことも…。
それ以外だと、ストロボのグループ番号をメモるとかに使ったりします。あとは差し入れに自分の名前を買いたりとかする際に貼ったりとかね。
さて、こういった事で使う、『バミる』テープですが、よくカメラマン界隈だと、パーマセルテープを使うことが多いです。これ何故よく使われるか、ある程度粘着強度が有るのにも関わらず、剥がすさいも綺麗にはがせる、そして手切りしやすい!という特性が有ります。そして、透け難いのも特徴なので遮光するような場面でも使うことがままあります。ただし、欠点はやはり価格帯が…
しかし、『バミる』場面は多い!、でもな費用対効果考えると思った矢先、
100均のキッチン用品コーナーで出会った(ナレーション:下● アトム
アレ?このマスキングテーム、色が3色あるし、油性ペンで書いたり出来る。
早速購入!まずは手切りチェック!
うむ、手切り出来る!そして、ミシン目の影響か、真っ直ぐ切れる!パーマセルテープって繊維に沿って来れるから、手切りすると断面ガタガタ必須になってたのでこれはイイ!テープ幅は18mm程度有るので床に貼っても視認しやすい。よし、採用!パーマセルテープはテープで良い所有るので、場合によってのスイッチングする。こっちは黒がないから背景が黒だと逆に目立つ(笑
ただし、切り抜きの際は背景に輪郭ポイントで使うかも?これはニッチな使いかたかな?
こういったのを、撮影時わざわざ使うと大げさだな!って思われそうですが、しかし、こういった事をやる理由っていうのは大抵は最終的な作業時間の合計をしていくと、「やる」「やらない」で数時間も差が出ます。『撮った後にどうにか出来るでしょ?』ではなく、『取る前にできることは全てやってしまう』っていう破片の一欠片なので、頭の片隅にでも置いてもらえると助かります。