一眼レフで撮影していると「現像」という言葉に踊らされて、RAW撮影じゃないといけないような脅迫感に最初は有ったり。しかしながら撮影ジャンルが多様なように、RWA撮影とJPG撮影の比率も人それぞれです。自分のように、動きがある撮影で、且つすぐ公表する写真が多めですと、RWA撮影とJPG撮影は年間1:9の割合ぐらいしか有りません。
RAW撮影はメリットとして
- カメラ内で処理しない元のデータを扱うことが出来る
- 現像レシピを作ることが出来、それを他の写真にも適用しやすい
- 明暗の激しいところでの撮影時、ディテールを飛ばさずにすむ
- 元データを弄らないので、レタッチによるデータ劣化をあまり考えなくていい
というのが有るかと思います。その他にも有ったりとか、いやそれちゃうやんけ!って言われそうですが、ここは講座じゃないので、そのへんは割愛って事でよろしくおねがいします。それに、メリット言い出したら止まりませんので、あえての多めに今度はデメリットとして
- 現像するソフトによって、出力の色合いが変わりやすい
- データーが大きい事で、バッファーメモリーを大きく使い、動きのある写真が撮りづらいことが有る
- バックアップ体制をどうするか?
コレが有るかと思います。意外と思われますが、現像ってソフトによって色合いが変わり、人物はコレ、風景はコレと使い分けていた写真屋さんを知っておりますし、理由も納得できる話でした。
それから、自分のようなスポーツ撮影もするような場合、カメラって撮影時に直接保存メディアに入るのではなくて、カメラのバッファーメモリーに一度保存されて、そこから保存メディアに書き込まれます。そうなった場合、動きのある撮影だと、連射する事が多く、3点バーストのような撮影をリズムよく、したとしても、機種によって違いますが、容量が小さいと「書き込みをお待ち下さい」状態になります。これはjpgでもなるにはなるのですが、RAW撮影だと、1枚辺りの容量が違いますので、更になりやすいかと思います。
バックアップ体制についてもですが、容量がでかい上に、今や保存メディアも大容量、そうなるとバックアップをどうするかということになります。数年ほど前ならCD-Rで十分でしたが、今やBDじゃないとコレは保管できないな!と思いますし、HDDでもあっという間に、容量が消化されていきます。そうなると、各種クラウドで保管することも検討されますが、一例を上げると自分はAmazonDriveに保管させています。写真データが無制限に保存できるということもありますが、RWAも無制限になるという美味しい部分があるためです。
しかし、ここでトラップが、実はRWAデータだけだと良いのですが、RAW現像レシピデータに関しては無制限にならないという制限があります。
となると、それはそれで別の保存方法を考えないといけなくなるということになるかと思います。コレに関しては、AmazonDriveはマザーデータということにして、現像データなんかは別の媒体にするという方法もあります。
あと、現像作業の事なのですが、Photoshopを持ってたら、JPGにCameraRAW現像と同じようなメニューが有って、それを使うとかなり制限はありますが、似たような感じに出力はできます。もちろんそれはRAWじゃなければ行けないような事も大いにあるのですが、レイヤーを重ねれば、元写真を傷つけずにやる方法もあります。
結論が全く出て無くて、言いたい放題な感じで箇条書きになっております。しかし、現像技術も大ですが、俗に言う「撮って出し写真」というやつで、カメラ内部で編集してjpgデータとして出力している写真でもかなりきれいに出力されていますし、そこから更にPhotoshopなどで仕上げるというのも一つの方法論じゃないかな?と最近おもってましたので、今日は長文な内容に成りました。
コレに関しては、又改めて、自分なりの結論を出して改めて書きたいなと思いますし、更にこの内容に修正等してるかもしれません。