フォト屋花ちゃん工房

写真は未来への贈り物

三脚って安くても高くても…じゃないのよ!

カメラを購入すると、何かしら三脚を買ったりとか、買った時についてきたりします。一昔前は一番安いやつで980円台がありましたが、今や100円ショップで500円台のを発売して、下限が更に価格破壊を起こしております。ちなみに上限は、上を見ると上を見ていき10万円台なんてのも有ります。

しかし、値段の差ってどこよ?安いやつでいいじゃん、カメラを固定できれば、と思いがちですが、コレが又、カメラって「レンズは資産、本体は使い捨て」と言うのを聞いたこと有りませんか?なら三脚は?
自分なりの言葉で言うなら

三脚は一生モノ

コレに尽きるかな?と思います。さて、それはなぜか?安いのと高い三脚の差って、材質もあります。軽くて強くてだとカーボン素材ってのが有ります。しかしこれ、軽ければ軽いほどいいわけじゃないのですが、ここでは置いといて、材質以外にもあります。

それは、三脚の精度、つまり、カメラを固定する雲台部分の所とか、安いとガタつきがひどく、高いとそれだけ分、ガッチリと止まりつつ、かんたんに緩めたり、微調整が出来たりします。花火撮影や夜景人物撮影、ブツ撮りなど、地面からの振動やカメラ自体の振動などの影響、構図微調整などの高度な精度を要求されるようなの写真を取られるような方は、ぜひこの辺も気にしてみてください。

あといえば、三脚って、高いやつは足と雲台を切り離せたりします。そして、その切り離した部分ってほぼ規格が決まってますので、自分の好きな雲台に取り替えたり、条件によって雲台を付け替えたりすることも可能です。

その他にも、三脚のオプションとか、ハイローアングルや、アルカスイス互換性をもたせたり、三脚なのに1脚にもなったり、コンパクトになったりするのとかあります。

そして、大事なことを言えば、その三脚が壊れた!という時がもし発生する確率論的にはそうそう無いのですが、もし会った時に、部品注文がねじ一本から出来ることがあります。そういった事を統括していくと、カメラの本体を別のメーカーに鞍替えすということはありますが、三脚は三脚ネジがほぼ共通してますので、使い続けていくとこになります。

余談な話になりますが、自分の祖父が写真をしてたらしく、部屋を掃除したら三脚が出てきて、自分が使っております。下手すると自分より、三脚が年上の可能性もありますが、現役で使えております。そして、その時に別の三脚が出てきて、部品欠損だったのでメーカー様に問合せたら、メーカー様もびっくりな古い三脚で申し訳ないが、部品無くてすまない!という内容でした。それはつまり、親子孫の世代でバトンタッチしてもおかしくないぐらい、長持ちします。

三脚を購入する際にはぜひ、まず、安いのを!ではなく、撮影を続ける限り、一生モノになりますので、高い三脚とかと見比べて見てからでも十分いいかとは思います。そして、リサイクルショップにも元は激高なのに、安くで売られてることもしばしばあります。先程も言いましたとおり、三脚は一生モノに近いので、電気屋、カメラ屋、リサイクルショップと巡り巡って、マイベスト三脚を見つけてみてください。

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