前回はポートフェリオをリニューアルしたよ!という内容でしたが、今度は中身の話。自分の場合、プロの写真屋なのでギャラの発生する写真案件はよっぽどの悪条件とかではない限り!ココ重要なのでもう一度書きます。よっぽどの悪条件ではない限り!特に「自称神様はお断り!」ですが、そういうことでない限り依頼をお受けしております。
そういう時の初顔合わせや、何かしらで人に合う機会があれば、ポートフェリオを見てもらっているのですが、その中で「自分はこの構図!ライティング!が好きで撮ってます!こんなにいっぱい撮りました!」的なのは避けるようにしております。何故かと言うと、ライティングなどが全く一緒で被写体だけが違う場合、全くそういう知識などがない人が見た時、数枚見て飽きます。十数枚有ろう物なら人によっては苦行です。特にデジタルポートフェリオは、入れたい放題出来たので、ジャンルが偏り、明らかに見ている方は飽きてるのを何度か体験しました。なぜなら、色々なジャンルパターンでのこんな写真も撮れますと言う作品集を見せたいのか、ライティングなどはほとんど一緒違うのは被写体だけというカタログ写真を何十枚も見せたいのか、なんのためのポートフェリオなのか、わからなくなります。
さて、そういう事もあり、自分の作っているポートフェリオの全体のページ数に対して風景30%、車系30%、人物35%、撮影案件5%の比率を基軸に入れています。実際は年間の撮影案件などにもよって変わるので、この比率も絶対的ではなくあくまでも基軸なので、「ブログでは言ってたのに、比率違うやん!」なんて言わないでくださいね。しかしながら、こういった比率で入れていれば、見る側はページをめくる楽しみが有ります。
そして、なぜ印刷したものを見てもらうかと言うと、全体の雰囲気というのはモニター越しではなく、印刷した状態の方が目に入って来やすいからです。絵画とかデータで見れれる昨今、わざわざ現物を見に行く人が絶えないのはその辺りが関係しそうですが、どこかにその研究データとか有ったりして、無いですか、、、そうですか。。。(´・ω・`)
どちらにせよ、データをデータのままで終わらせるのではなく、印刷したら周りの人も巻き込んでみていただけたりしますし、コレとコレの感じは好きだけど、光感はコレが良いなどといた、比較もしやすいという事になります。
そんなわけで、ポートフェリオは印刷したものを見せた方が、見せる側は印刷する緊張感、特にインクジェットでA4サイズや印画紙に焼いたのを見せるとかの緊張感がありますので、厳選に厳選した写真をセレクトせざる終えませんし、見る側はそういった厳選に厳選した写真を見るわけですから、パソコン上でどんな写真を取る人か知ってたとしても新しい見え方が出来ると思います。
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